沖縄のお土産物屋のおばちゃんが教えてくれたこと。

連休中に訪れた沖縄のお土産物屋の
気の良いおばちゃんから、
マーケティングについて学ばせて頂いたので、
今日はそのシェアをしますね♫

家族やお友達へのお土産買おうと
お土産物屋さんをあちこち見ていたら、

「紅いもタルト」の試食販売をしている
明るく気の良さそうなおばちゃんがいました。

 

前を通り過ぎようとすると
「どうぞ、食べて行ってください」
とすぐさま試食をさせてくれて、
子供も「美味しい!」とニコニコに。

すると、すかざず
「こっちの味も試してください。」
と、塩バニラ味のタルトの試食を
薦めてくれました。

これまた、さっぱりしていて
とっても美味しいお味。

すると、またまた、
「良かったら、マンゴー味もあるんですよ」
と、さらに薦めてきました。

それならば、とマンゴー味も試食。

思わず
「随分、試食させてくださるんですね〜」
と言ってしまったのですが、

するとおばちゃん
「実はね、、、」と
こんな話を始めました。

〜〜〜〜〜〜

私は徳島の人間なんですけどね。
以前初めて沖縄観光に来たとき、
美味しそうなお菓子があったから、
「お友達にと」と沢山買って帰ったんです。

それで、徳島のお友達に配ったあと、
余ったものをひとつ開けて食べてみたら、
美味しくなかったの。

もう配っちゃった後だったから、
取り返しつかなかったんだけど、
こんなに美味しくないとわかってたら
買わなかったのにー!!
と悔しい思いをしたんです。

お友達にも悪いしね。

だから、沖縄に来る事になって
この仕事を始めてからは、
メーカーの方に
「なるべく多く試食を用意してください!」
って、しつこいくらいに
日頃からお願いしてるんです。

買う前に、とにかく味を確かめてもらって、
気に入ってくれたら買ってもらえれば良いし、
気に入らなかったら買ってくれなくて
もちろん良いわけだから。

とにかく、食べて試して納得して
買って欲しい!
そういう想いが私は強いんです。

〜〜〜〜〜〜

おばちゃんの話、
とっても説得力がありました。

その後も
別の味のお菓子を
「これもぜひ味をみて欲しいの」と言われて、

しっかり食べ比べて、
とっても納得したので、
結局「紅いもタルト」を
5箱購入しました。

おばちゃんの、
実際の体験に基づいたお土産販売への想い、
確かにそうだよな〜と、学ぶべき点が多かったです。

ただ、買うのではなく、

どんな物かを、
試して、知って、納得して、買う。

===============
試して、知って、
納得してもらった状態の人に
セールスをする
===============
こうすることで
成約にも繋がりやすいですし、
むしろ外してはならない
お互いがハッピーになるための重要な過程なのですね。

ついつい、
売りたい商品を
「買って買って〜」とだけ言ってしまいがち、
ですよね。

ぜひあなたも
ご自身のサービスに
「試して、知って、納得してもらえる状態をつくる過程」が
入っているかどうか、ぜひ確認してみてくださいね。

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