敢えて「しくじった過去」を伝えるということ。

しくじったこと、ありますか?

先日テレビで
「しくじり先生」という番組を見ました。
俳優やスポーツ選手などの
著名人が学校の先生となり、
生徒たちに
「しくじった過去」について、
赤裸々に告白し、

・しくじってしまったきっかけ
・しくじりから学んだ事

などを伝えることで
学びを与えるというような
コンセプトの番組です。
私が見た回では
フィギアスケートの浅田舞さんが
「しくじり先生」として登壇。

天才少女と呼ばれた
浅田真央ちゃんを妹に持つ姉という
運命を背負い、
両親や真央ちゃんとの確執や
題行動を起こした過去などを
赤裸々に告白していました。

グレてしまい髪を金髪に染めた
浅田舞さんの写真は衝撃的でした!
番組では
しくじった過去を明かすだけでなく、
そこから得た教訓や
そこから立ち直った現在も伝えていて、

見終わった後、私はすっかり
浅田舞ちゃんの話に共感して
ファンになってしまいました。

 

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人は「共感」すると
その人へ好意を持ったりファンに
なったりすると言いますよね。
「共感」は
ビジネスでもっとも大切な
ポイントだと思っています。

では、人はどういう時に
「共感」するのでしょう?

 

まさに「しくじり先生」でも
伝えているように、

【失敗談】
【挫折】
【苦労話】

などを聞いて
「あの人、あんな苦労してたんだ」
「あの人、大変だったんだね」
「あの人、素直だね」
と、親近感に繋がるのだと思います。

 

以前私は自分のプロフィールの冒頭に
「大学卒業後、就職に失敗。
2年間のフリーター生活を送る」
と書いていたのですが
セミナーに来てくださった方から

「なみさんが就職に失敗してたなんて
なんだか意外だし、ちょっとほっとしました!」

「就職失敗したあと、どうされたんですか?」

などと興味を持って頂いたりしたんですね。

【失敗談】【挫折】【苦労話】
は、人と人との関係性を
近く深くするきっかけになると思うんです。

いつも極端に
【失敗談】【挫折】【苦労話】をウリにするのは
おかしいですが、

【失敗談】【挫折】【苦労話】がある人だからこそ、
惚れるんだと思うんです。

【失敗談】【挫折】【苦労話】がなく、
完璧に成功しているイメージしかない人なんて、
応援したくないですもんね。

特に、人柄が重要視される
目に見えないサービスを提供されている方には、
恥ずかしがらずに、ぜひ伝えていってくださいね。

おのずとファンがついてくる、
そう思っています。

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