選挙に学ぶマーケティングの本質。

さて、
昨日は統一地方選挙でしたね!

投票日の2日前に、
わたしはある候補者さんの
選挙カーに乗ってウグイスを
していました。

朝の8時〜夜の8時までの
12時間、友人2人交代で、
ひたすらマイクで
候補者さんの名前や政策を
訴え続けていました。

初めての経験でしたので、
特に最初の一時間は慣れるのに必死。

手渡された台本を
通行中の方たちの耳に入りやすいような
声質や音量、抑揚を心がけていました。


慣れて来た午後以降は、
様子もわかってきて、
どうしたらわかりやすい発信になるかを
とにかく考えながらマイクに向かいました。

チラシやDMに記載する
タイトルのコピーライティングを
考えるのと同じですね。

どうしたら、
候補者の情熱と政策を
一発で理解してもらえるか、
ただただそこだけに注力して
マイクに向かっていました。

 

そんな中、ふと思ったのは、

選挙カーでのアナウンスって
究極のセールス!!!

 

ということ。

数ヶ月(もしくは数年)かけて準備してきた
候補者という「商品」。

投票日間近の選挙カーでのアナウンスは、
「商品」を買ってもらうための、
ビジネスのプロモーションでいうところの
一番最後に来るセールスの部分だなーと
思ったんです。

 

ちなみに、
アナウンスを聞いてくれている
20歳以上の地域の住民や通行人は
すべてが見込み客のようで見込み客ではありません。

私が住む八王子市の
昨日の選挙の投票率は約45%。

有権者の半分以上が投票活動を
しなかったんですね。

かつ、日頃から応援している
政党や候補者がいる有権者は
すでに見込み客でない場合がほとんど。

と考えると、
選挙2日前の選挙カーでのアナウンスって

☆選挙に行く気はあるけど、
まだ誰に投票するか決まってない人

☆選挙に行く気はなかったけど、
気まぐれで行ってみようかな、という人

に対して、
なんとかして買ってもらう(投票してもらう)ための
最後の最後の必死のセールス活動のように感じました。

〜〜〜〜〜〜

今回の経験で、
ビジネスも選挙も同じだなーと
強く思いました。

最後のセールス「だけを」頑張ったのでは
嫌われてしまいますよね。

いざ困った時に
「買ってください!お願いします!」
とだけ言ってくる人には、
心は動かないと思うんです。

セールスの前のマーケティング。

【出会い→信頼関係を作る】

そして、、、、

【ファンになってもらっておくこと】

この流れを常に実践すること、
ファンを作ることを日常とすることが、
改めて大切なんだなと学びました。

とは言え、、、

わたしの「声」で
候補者さんに一票でも二票でも
多く集まったことをこころから祈るばかりですが。。。

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